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夏の贈り物・・

執筆者の写真: Masato InamiMasato Inami


今年の夏は、受験生だけでなく、小学生の活躍が輝いていました。


算数が出来るようになっていく理想的なプロセスを見事にたどってくれる子がたくさんいました。算数が出来るようになっていく子は、


はじめて教える内容=へぇぇ!すげぇ!いいこと習った!学校で自慢しよ!


数週間後・・

2回目同じ内容の問題に出会う=あれ?待って!なんかこの問題見たことあるぞ?なんだっけ?


さらに数週間後

3回目に同じ内容の問題に出会う=あ!ちょっと待って。これってこうだよねぇ、覚えてるよ!たしか、こうするんだよ!あってる?いぇ~い!(いなどんポイントちょうだ~い!)


で、丸暗記になっていないか、いなどんからの試練の質問コーナー(論理的に理解できているかの最終チェック)にうまく答えられたら念願の(?)いなどんポイントゲット!


みたいな流れを楽しみながらやってくれるんです。新しいことを習ったときは、目がキラキラ!同じ問題に出くわしたとき、覚えてなくて悔しそうにするけど、笑顔でいなどんの解説を復唱(&絶叫)。3回目で、やっと一人でできてドヤ顔


新しい知識や技術を習うときではなく、習ったことに何度か遭遇し、その都度挑戦し、一人で解けた瞬間がやっと習ったことを自分のものにできる「成長のとき」なんですよね。


なので夏期講習は、講習前までに学習した内容を定着させる最適な時期なんだよね。種まきしたものがどんどん芽を出したり、成長したり・・そのためには、何度も間違えなくちゃいけないし、何度も同じ解説を習熟度に合わせてヒントの量を調節してあげないといけないヒントをあげすぎても達成感が損なわれるし、少なすぎると嫌になってくる・・小学生とのやり取りも真剣勝負で本当に楽しいものです。


さらに今年の夏は、小学生限定咲花ゼミからの挑戦状!ということで、かなり難しい課題(中学生になったときの課題の提出物に向けた土台作り・意識作り)に挑戦してもらいました。こちらは、評価項目を細かく設定し、どの項目が強いか(あるいは弱いか)を手加減なしに評価する!として、課題の難しさを知ってもらおうという企画でした。挑戦してくれた子に手加減なしの評価で返すわけですから、「せっかく頑張ったのに・・」と嫌な想いをさせてしまうかも・・とこちらもド緊張だったのですが、皆 評価を返されると満面の笑顔で「いぇ~い!!」って清々しい表情で受け取ってくれました。


うちの小学生たち、最強かも・・と心配した自分が恥ずかしくなってしまいましたね。困難を楽しめるようになったら、最強!ですよね。いなどんも勉強になりました。





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